文化で遊ぶ

(旧タイトル:文化の誕生)

No. 190 ”共感力”という考え方

相変わらず、政治や行政の世界では理不尽な出来事が続いています。私などは、腹が立って仕方がありません。一つ言えるのは、財務省では“内部統制システム”が機能していない、ということです。また、組織のトップに立っている人間のレベルがあまりに低い。あ…

No. 189 自然と結ぶ力

今回の原稿も話が飛びそうなので、一番言いたいことを最初に記しておきます。石には、私たちの心と自然を結びつける力がある。そして、その力は私たちの心を癒す。 昔、チャーリー・ワッツ(ローリング・ストーンズのドラマー)が面白いことを言っていました…

石と文化

前回の記事に添付致しました写真についてですが、金剛峯寺のHPを確認した所、同じような写真が掲載されていました。やはり、これは高野山の金剛峯寺における庭園ということで、間違いなさそうです。 それにしても、いかがでしょうか。そこには、物と自然に関…

論理性と怒り

今、怒っている日本国民というのは、かなり多いのではないでしょうか。言うまでもありません。政治と行政の問題です。 本日も国会中継があり、私も見ておりましたが、事態の解明は一向に進みません。森友や加計の問題については、既にご存知のことと思います…

トップの責任

自衛隊のイラク日報の存在が確認され、財務省が森友学園側に口裏合わせの依頼をしていたとのNHK報道もありました。もう、官僚の不祥事については枚挙にいとまがありません。この国は、いつからそんな2流国になってしまったのか。 当然の流れとして、トップの…

No. 188 人間と動物

全ての思想は、エゴイズムに疑問を投げ掛けるところから始まる。日本国憲法の3原則に照らして考えてみます。まず、平和主義。これは人間集団のエゴイズムを抑制しようとしています。次に、基本的人権の尊重。これは、国家ならびに国民の一人ひとりに対して…

No. 187 ライオンの生態から考えるエゴイズムの3類型(その4)

早速ながら、ライオンの生態から考えられたエゴイズムの3類型について、これらが人間にも当てはまるのか、考えてみましょう。 <帰属集団のエゴ> ライオンと同じように、人間も各種の集団を形成し、その集団の利益のために働いています。例えば、今、話題…

No. 186 ライオンの生態から考えるエゴイズムの3類型(その3)

昨日の佐川氏の国会証人喚問ですが、重要な事項は、何一つ明かされませんでした。ある程度想定されてはいたものの、腑に落ちません。こういう理不尽なことが続いており、次第に私は人間の社会というものに嫌気が差して来ました。 さて、ボヤいていても仕方が…

No. 185 ライオンの生態から考えるエゴイズムの3類型(その2)

森友学園の問題は一向に解明が進まず、どうも気持ちがスッキリしません。国会では政府が二言目には「地検による捜査が進行中なので、個別の事案については回答を差し控えたい」と言って回答を拒否しています。この期に及んで、未だに何かを隠そうとしている…

No. 184 ライオンの生態から考えるエゴイズムの3類型(その1)

桜が開花したというのに、今日は小雪が舞っていました。安倍政権の支持率は30%程度まで下落し、佐川氏の証人喚問が決まりました。森友学園の問題は、何故、8億円もの値引きがなされたのかという実質的な問題と、公文書が改ざんされたという手続き上の問題の…

官邸前の抗議集会

(前)文科省事務次官の前川氏が講演を行った名古屋市の中学校に対し、文科省が政治的圧力を掛けたことが判明しました。これはもう、恐怖政治だと言う他ありません。文科大臣は、前川氏に謝罪すべきではないでしょうか。 また、森友学園で工事を請け負った業者…

財務省 文書改ざん事件

関東地方では、春めいてきましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。 さて、このブログでは1次性~3次性についての要約書を掲載してまいりました。私としては、なんとか分かり易くお伝えしたいとの思いで趣向を凝らした訳ですが、ご理解いただけたでしょう…

No. 183 3次性についての要約書

動物との関係: 人が動物を敬う 興味の対象: 概念と論理 古代の文化種別: 動物信仰、アニミズム 文化の進展プロセス: 古代において人間は、超越的な何者かの存在を信じ始めた。これがアニミズムだが、その契機としては、動物、死体、自然現象の3種類が考…

No. 182 2次性についての要約書

動物との関係: 食べる。人間が、動物を食料として認識する。 興味の対象: 物と自然 古代の文化種別: 狩猟。狩猟のための道具として、ヤリ、弓矢など。 文化の進展プロセス: 狩猟のための武器が発明され、更に動物の毛皮が衣服として利用される。そこから…

No. 181  1次性についての要約書

1次性から3次性まで、同じ評価項目を設定し、記述してみることにします。なお、1次性から3次性までの関係ですが、同一人物の心の中で、時に協調し、時に対立しているような気がします。それは、社会の中でもそれぞれの文化がそのような関係にあるのと同じだ…

経験と思考

先日、長年顔見知りだった方々に、焼鳥屋へ連れて行っていただきました。メンバーは50代で寡黙な男性と、同じく50代で饒舌な女性。私を含めて3人です。そして、お酒が回るにつれ、女性が身の上話を始めたのです。聞けば、息子さんが2人おられたのですが、う…

動物を真似る、食べる、敬う

放送大学で文化人類学の講義(第8回)を見ておりましたら、インドには蛇の真似をした踊りがあるとのこと。やはり、ダンスというのは、動物の真似をするところから始まったに違いない。 ところで、前回の原稿では、3次性の歴史的な変遷について述べました。ア…

人が論理的思考に至るまで

心的領域論の続きで、少し考えたことを記します。今回は私が3次性と呼んでいる領域がどのように生まれたのか、考えてみます。 ちょっと復習しますと、3次性の領域は、「概念と論理」に関心を持ち、その文化的な起源は「神話」ということになります。私が考え…

Damselさんからの詩的なコメントについて

思い起こせば、私がこのブログを始めたのは、2016年の7月でした。間もなくDamselさんからコメントをいただき、Damselさんが運営されているブログに私のブログのリンクを貼っていただけることになったのです。以来、今日に至るまで、Damselさんのブログをご覧…

文化人類学 テレビ講座お知らせ

地上波のテレビで、放送大学というチャンネルがあるのはご存知でしょうか。 現在、シリーズもので20時45分から「文化人類学」の講座が放映されています。放送日は、曜日に関わらず毎日のようです。本日は第8回です。私は、なるべく見るようにしております。…

No. 180 命名、心的領域論

昨日から、ミック・ジャガーのソロアルバムを聞き続けています。アルバムタイトルは、Goddes in The Door Wayというもので、中でもDancing in The Starlightという曲が、頭にこびりついて離れません。たった一曲のロックナンバーが、人生の全てを教えてくれ…

No. 179 人の心の壊れ方(その5)

イワム族の村長さんが、ある日、こう言ったそうです。 「我々の祖先は、バナナである。よって、今後バナナを食べることは禁止する。」 その後、村人たちは長い間、バナナを食べなかったそうです。この話を最初に読んだ時には「村長さんも罪なことを言うなあ…

No. 178 人の心の壊れ方(その4)

もちろん、私だって幸せになりたい。そこで、どういう人たちが幸せなのか考えてみました。例えば、今、話題の佐川国税庁長官。私のような一市民からすれば、とんでもなく高額の報酬を得ているのだろうと思います。退職金だって、相当もらえるのでしょう。し…

No. 177 人の心の壊れ方(その3)

一昨日、晩酌のビールを飲みながら“イッテQ”という番組を見ておりました。女性芸人の方々がフィンランドを訪ねているのですが、そこで現地の女性たちからダンスを教わる。そのダンスというのは、馬の歩き方、走り方を真似するんです。確かに、熟達したフィン…

No. 176 人の心の壊れ方(その2)

推理小説で言えば、最初に犯人を特定するようなものではありますが、今回のシリーズ原稿でも、最初に結論を述べることに致します。 人間の心については、層がいくつかに分かれている。意識の他に無意識があると言って、反対する人は少ないと思います。では、…

No. 175 人の心の壊れ方(その1)

相変わらずバイクの動画を見ているのですが、これが面白くて仕方がないのです。私は、バイクを買うつもりも乗るつもりもないのですが、何故、面白いのだろうと考えたのですが、どうやら、バイクと人の関わり方が面白いということのようです。 最近バイクの世…

No. 174 長野県白馬村の写真

写真というのは、確かに大変な力を持っている。例えば、言葉で「その日は雲一つない晴天で」などと言われても、本当だろうかという気がします。しかし、例えば、次の写真をご覧いただければ、全てをご了解いただけると思うのです。 撮影場所は長野県白馬村で…

No. 173 人々を突き動かす心的イメージ

少し、ブログ更新の間が空いてしまいました。この間、日本は寒波に襲われ、草津では火山が噴火しました。皆様は、無事にお過ごしでしょうか。 私はと言うと、相変わらずビートルズを聞き、風呂上がりのビールを楽しんでおりました。昨日は、ちょっと駐車場の…

No. 172 命名、記号原理

対象、記号、意味、行動の4要素で、人間の認知・行動システムと多くの文化的事象を説明することができる。そして、これらの4つの要素は、いずれが欠けても、そのシステムや文化的事象は完結しない。私の知る限り、このような考え方を提唱した最初の人物は…

No. 171 人間と文化の仕組み

地上波のテレビ番組で「放送大学」というのがあるのをご存知でしょうか。先日、そこで「記号と人間」という大変興味深い(?)番組があったので、見てみました。優れた講義を再放送するというシリーズで、85とありましたので、多分、1985年に放送されたもの…