文化認識論

(世界を記述する。Since Oct. 2019)

政党の立ち位置(その14) 覚醒する個人

今、政治の世界も大きく変わろうとしている。むしろ、変えざるを得ない所まで、すなわち崖っぷちまで来ているように思います。結局、基本的な構造は、次の3つのステップにあると思うのです。

 

1)自発的に隷従するエリート、官僚、自民党

2)彼らは、説明責任を果たせない。説明できないので、嘘をつく。

3)愚民政策によって、国民の関心が政治に向かないようにする。

 

最近、アメリカでは嘘のことをPost Truthなどと呼んでいるようですが、トランプ大統領がついた嘘の数が1万件を超えたらしい。こういうことを真面目にカウントしている人がいるんですね。しかし、事情は日本も変わらない。公文書は偽造するし、統計数値は改竄される。その他、官僚や政治家がついている嘘の数は、アメリカにひけを取らないのではないでしょうか。

 

そして、グローバリズムと相まって、現在の日本で権力を持っているのは、次の団体だと思います。

 

アメリカ、自民党、高級官僚、大企業、マスメディア

 

大手のメディアというのは、結局、企業が支出する広告費によって成り立っている。既得権も持っている。新聞だと再版価格の維持、消費税における軽減税率の適用、テレビだと放映権というのがある。特に地上波のテレビは、戦後の愚民政策を担ってきたに違いありません。

 

しかし、そんな馬鹿げた国家システムが、変わろうとしている。私がそう考える理由は、以下の3点です。

 

1.国民の貧困が、来るところまで来てしまったこと。確かに、上に記した国家システムは、戦後からバブル期頃までは、機能していたのかも知れません。アメリカに従属するのは悔しいけれども、アメリカの軍備の傘の下で、日本は経済的な恩恵を謳歌してきた。しかし、アメリカの日本に対する経済的な支配が強まり、対米従属という姿勢が日本人にメリットを及ぼさなくなった。日本は必要もない武器を買わされ、5月の末頃までには、FTA交渉によって農産物の関税まで引き下げられそうです。

 

皆様の生活は、いかがでしょうか。今、各世代で、貯金のない人が増えているそうです。昔は、働くと言えば正社員だった。今は、派遣労働者が4割にも達する。ネットカフェで過ごす方も少なくない。貧困にあえぐ国民が、声を上げないはずがない。選挙になれば、皆、大切な1票を持っているのですから。

 

また、右派の人々の中からも、自民党の対米従属路線に異議を唱える人たちが現れて来た。組織というのは、往々にして、内部から崩壊する。

 

2.ネットがもたらした情報革命。(元)鳩山総理は、日米合同委員会の存在を知らなかったそうです。毎月、2回程度、米国の軍人と日本の官僚が会議を開いているんですね。そんなことは、にわか政治オタクになった私だって、知っている。何故か。情報源は、主にネットです。確かに、無数の情報が日々、更新されていくネットの世界から、正しい情報をピックアップするのは、至難の技です。しかし、それは不可能ではない。

 

ネットの世界には、ブログの他にもSNSやインスタグラムなど、様々な情報発信の手段がある。個人が情報を発信できるようになった。そこで、個人としての意識は高まり、それに反比例して、中間集団の勢いが減退している。そもそも、自民党公明党の集票システムというのは、中間集団に依存しているんですね。こういうのは、もう流行らない。

 

例えば、私などはどこの組織にも属していない。そしてブログというのは、経済活動からも切り離されている。よって、誰に忖度する必要もないんです。結構、こういう人って、増えていませんか?

 

内部告発という動きもあって、権力者側が嘘をつき通すのは、次第に困難になってきた。無数の個人が監視をしていて、何かあれば、直ちに情報がネットの世界を駆け巡る。

 

3.左派の中で、新しいタイプの政党が誕生しつつある。中間集団ではなく、個人に働き掛ける政党としては、立憲民主党が最初ではないでしょうか。しかし、立憲民主党の主張は、消費税据え置きなんです。これでは生ぬるいということで、山本太郎氏がれいわ新選組を立ち上げた。

 

いろいろ考えたのですが、私は「れいわ新選組」を支持することに致しました。この危機的な経済状況と低迷する政治状況に風穴を開けられるのは、山本太郎氏ではないか。山本氏は、現在、日本各地をまわって、辻説法を行っていますが、その模様は、YouTubeにアップされています。お暇な時で結構です。ひやかしで構いません。是非、一度視聴されるよう、お願い申し上げます。

 

続く