文化認識論

(世界を記述する。Since July 2016)

YouTubeのお勧め動画

今回は、私が参考にしているYouTubeの動画を紹介致します。


▶ 「没落について」 中野剛志 グローバル資本主義を超えて
インターネットTV 超人大陸 27:50  2018年10月13日

(ロックイン)
https://www.youtube.com/watch?v=OoduEx7tl2k

 

山川コメント・・・この国に希望はない。絶望から始めよう。


▶ 「日本の緊縮運動と反緊縮運動~グローバリズムを巡る日本の局地戦」
藤井聡氏 グローバル資本主義を超えて
インターネットTV 超人大陸 39:25  2018.11.24

(反緊縮 & 反グローバリズム
https://www.youtube.com/watch?v=MheM3X3HLPg

 

山川コメント・・・藤井氏は、チャンネル桜にも出演している典型的な右派。私は左派なので、藤井氏とは外交・安全保障政策などは一致しない。但し、藤井氏の経済政策には賛同している。番組中、藤井氏は「反緊縮&反グローバリズムのマスメディアや政党が存在しない」と発言している。但し、この番組の収録後に発足した”れいわ新選組”が掲げている政策は、正に「反緊縮&反グローバリズム」だと思います。また、藤井氏は「サヨク&緊縮」の人々にも言及しています。私は彼らを「緊縮左派」と呼んでいますが、昨今、緊縮左派の側から”れいわ新選組”に対する批判が出ており、腹立たしい限りです。

 

▶ 日本の未来を考える勉強会
よくわかるMMT(現代貨幣理論)解説 2019年4月22日
講師 中野剛志氏  1:01:14
https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak

 

山川コメント・・・MMTに関する分かり易い説明動画。


▶ 三橋TV第111回 絶望の向こう側のチャンスを 2019.07.08

(認識共同体、経路依存性)
https://www.youtube.com/watch?v=xZeGnPqYnH4

 

山川コメント・・・一度、動き始めた人間集団というのは、なかなかその進路を変更できない。これが「経路依存性」。選挙後に突然、党首が「生まれ変わった」と言って、改憲勢力との連携を模索するような国民民主党は論外としても、せめて立憲民主党には、「経路依存性」から脱却し、消費税減税に踏み込んでもらいたい。多分、無理でしょうけれども。また、野党共闘を推進して来た市民連合にも、同様のことが言える。従来の野党共闘では、結局、与党を倒すことはできなかった。新しい道を模索すべきだと思います。小沢一郎氏も同じ。2大政党制というのは、結局、無理な話だった。過去や現在を肯定する右派のメンタリティというのは、一つの政党(自民党)に集約される。他方、現状の変革を求める左派のメンタリティは、複数の方向性を指し示す。だから、左派(野党)というのは一つにまとまり難い。結局、小選挙区制というのは、右派(自民党)に有利な制度なのだと思います。ところで、国民民主と自由党の合併は、結局、何だったのですか? 小沢氏の弁明を聞いてみたいものです。

 

▶ 安冨歩の街頭演説 at 堺市役所前
2019.07.28公開(7/20収録) 49:21
https://www.youtube.com/watch?v=AikqxnCWjPg

 

山川コメント・・・政治と芸術が交錯する異空間。安冨氏は、見る側(学者)の人間から、見られる側の人間(アーティスト)に変容したのではないか。知性を極めた人間が、芸術に到達したのではないか。演説を進めていく過程において、安冨氏の意識レベルは低下する。安冨氏は、表層意識から無意識の領域に入り込み、やがて心の中に潜む小さな女の子が顔を出し、彼女が涙を流す。文化人類学的な見方をすると、このような心のあり方は、古代のシャーマニズムに似ている。だから、聴衆は癒されるのだ。興味は尽きない。

 

以 上